(第309号)

◎年頭のごあいさつ 

    自治会長  安 部 和 夫

 

 新年あけましておめでとうございます

ご家族お(そろ)いで希望に満ちた輝かしい新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。

少子高齢化が進み、家族形態にも変化が生じてまいりましたが、それでもお正月は年に一度、家族が一堂に(つど)い、喜びを分かち合うひとときであることに変わりありません。

美酒佳肴(かこう)、山海の珍味に舌鼓をうちながら、楽しいひとときをお過ごし下さい。

わたしたちを取り巻く経済環境は、徐々に明るさを取り戻し年末ボーナスで実感された方もおありではないでしょうか。

ゆるやかな回復の兆しが感じられる中で消費税増税を無難に乗り越えてもらいたいと思います。

昨今(とみ)に緊張の高まったのが領土、領海、領空に関わる諸問題です。

国際秩序を無視し、不当な要求や圧力をかけてくる国に対しては、(ひる)むことなく、確固たる信念の下、論拠を明確に主張して、粘り強く交渉を重ね、解決の糸口を模索していくしかないのかもしれません。

この外にも不安の種をあげれば枚挙(まいきょ)にいとまがありません。

“雲を踏む 峰のかけ橋それよりも 浮世を渡る道ぞ危うき” 風雲急をつげる時代においても、平和な時代でも、平和を保つのは大変な努力と、細心の注意が必要なことは言うまでもありません。

将来、国と国との枠を超えた、地球的規模の人類愛で、この世界が満たされたなら人と人とが互いに讃嘆しあう地上の楽園も夢ではありませんが、この道はあまりにも険しく、既に日暮れて道遠しの感は否めません。

まずは家族を()で、自分の住む地域を愛で続けることが、(はかな)くても夢の実現への足掛となります。そのことがアルカディア(単なる理想のユートピアではなく、現存した楽園)への布石ともなります。

 

◎山の神祭典   116() 午前10時より神事

 

◎二目川百手まつり120()  正午より佐藤功氏宅

二目川百手まつりは天文(てんぶん)年間(1532年〜1555年)より、四百有余年にわたり継承されてきた伝統行事です。

昨年、大分市より市の無形文化財(無形文化財としては4例目)の指定を受け、さらに評価を高めたところですが、この百手まつりは五穀豊穣、無病息災、家内安全を祈願して、古式(ゆか)しく執り行われる県下でも貴重なまつりの一つです。“百聞は一見に()かず”とも申します。聞き過ごすだけで一度も見ぬまま終わるのは、なんとも愚かしくもったいないことでしょう。

天文年間より連綿と継承されてきた“生きた歴史の現場”です、この息吹(いぶき)を直に感じとってください。

今年の百手まつりは、頭人(とうじん)の佐藤功氏自宅にて正午より行われます。是非ともご参拝、ご見学の程、宜しくお願い致します。

 

◎二目川消防詰所の工事現況について

消防詰所の工事進捗状況は、建物の基礎(コンクリート)工事を終え、これから消防詰所の建物工事へと移行してまいります。

消防詰所の建坪は16.5坪、木造平屋建で、2月中旬完成の見込みです。

近隣にお住まいの方、及び土地所有者の方には、工事車両の出入等で大変なご迷惑をおかけしておりますが、何卒いましばらくの間、ご辛抱ご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

 

◎ご冥福をお祈りいたします

9班  宮本 哲朗 殿 (49歳) 123日 死去

12班  安部タダ子 殿 (75歳) 1223日 死去

 
1月の行事予定

1() 元旦祭                     水分神社

3() 明治地区新年互礼会 午前10時 明治公民館

16()  山の神祭典       午前10時 水分神社

17()  挨拶運動        午前 7

20()  二目川百手まつり   正午       佐藤功氏自宅

 
平成26年1月1日
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