(第289号)
◎水分神社の式年祭無事終了
皆様方の暖かいご支援、ご協力の下、式年祭が無事終了いたしました。
式年祭の始まりとされる文安元年(1444年)は室町時代にあたり、この時代に今日の生活様式や文化の基礎ができたといわれます。
式年祭を契機に、皆さん方の持てる想像力を駆使し、遥か昔へと時空の旅を試みてはどうでしょう。まず手始めに私たちが当たり前、と思っている照明ひとつとってみても、昔と今は天地程の隔たりがあります。各部屋毎、隅々まで隈無く照し出す明るい照明、戸外に出れば外灯が装備され舗装の完備された現代生活に比べ、日暮れと共にあたり一帯は徐々に闇夜へと移行し、明かりはローソクや油の周りだけ、あとは漆黒の暗闇が支配する恐ろしい世界といえましょう。
夜の帳がおりる頃を大禍時といいます。暗くなりだての禍いの起こり易いこの時分は、ことさら用心する必要があったものと思われます。夜道は道の穴などの障害物、牛馬の糞、栗のイガあらゆる災難が待ち構え、明かり無しでは難渋したことでしょう。月待ちの心境の一端が伺えます。
又、衣類ひとつとってみても、満足な持ち合わせも無く、着のみ着の儘の着た着り雀、憐れななりでの生活を余儀なくされたものと思われます。
木枯らしが容赦なく吹きつける寒い日も! 寝具においても綿の普及は江戸時代以降と言われ寒さを防ぐ為藁の中へもぐって暖をとり、かゆみと闘いの毎日であったやもしれません。
現代に生きる我々は、いかに寒く厳しい冬が来ても昔の人が味わったこのような厳しさという現実と正面から向き合う必要がありません。
文明の利器や社会の制度に厚く守られ、最大限その恩恵に浴しています。
言わばそれが当然の状態が恒常化しつつある昨今こそ、今一度、自分を見つめ直し、考え直すことに大きな意義があるのではないでしょうか。
これも水分神社の式年祭が啓示する神精面への思?と言えます。
◎体育部長に伊東和寿氏が就任
体育部長に5班の伊東和寿氏が就任し、第1回体育委員会を4月18日(水)に開催しました。明治地区体育祭に向け体育委員一同奮闘中です。
皆様方の絶大なるご支援、ご協力をお願い致します。
◎川久保溜池の水神祭5月8日(火)13時より
二目川溜池水利組合(組合長 安部義人氏)主催で5月8日(火)13時より現地で行われます。
“春風駘蕩” ゆったりとのどかな晩春の風に誘われて川久保溜池へ来てみませんか。思わぬ感動との出会いに、身を震わす体験が待っているやもしれません。
“花をのみ 待つらむ人に 山里の 雪間の草の春を見せばや”
華やかさ、艶やかさの対局の中にも美を見出す心が備われば、より深く美の深奥に到達し味わい深い人生を送ることができます。
◎明治地区体育祭 5月13日(日)9時より
明治地区体育協会主催の第34回明治地区体育祭が5月13日(日)午前9時より明治小学校で行われます。
各自治会の対抗戦ですので選手の皆さん二目川の底力を如何んなく発揮して下さい。
又、地区の皆様方、多数の応援をお願い致します。
◎ご冥福をお祈りいたします
5班 山本 康夫 殿 (69歳) 3月26日死去
2班 佐藤 昇一 殿 (81歳) 4月13日死去
6班 佐藤 忠 殿 (75歳) 4月20日死去