◎おおいた市民一斉省エネチャレンジ 2011(冬)
平成23年12月14日(水)は「12・14“もったいない”省エネデーの取組日です。
午後8時より10時までの2時間ライトダウンにご協力下さい。
現在省エネに対する取組の一番遅れているのが家庭ではないでしょうか。
“省エネ”の掛け声のみでは未来への展望は開けません。
実践躬行あるのみです。御協力の程宜しくお願いします。
◎火災に御用心!
寒くなるこれからの季節は、火の取扱が多くなり火災と隣合わせの危険な時期でもあります。
二目川地区内においても11月20日(日)に火災が発生しています。
火の取扱、火の始末には油断は禁物です。充分過ぎる程の注意を払って対応下さい。
◎ふれあいドッジボール大会で二目川チーム優勝
青少協主催ふれあいドッジボール大会が11月23日(水)に、明治小学校体育館で行われました。
この大会において二目川チームは他の強豪チームを押しのけ見事優勝の栄誉を勝ち取りました。
今年は春の明和会主催のドッジボール大会と並んで輝かしい栄えある二連覇を成し遂げ喜ばしいかぎりです。
選手の皆さん、御父兄の皆様、誠におめでとうございます。
この一年を顧みて
本年も余すところ一月を残すのみとなりました。
この一年は地震、津波、大雨の自然災害、又ヨーロッパに端を発する経済危機に翻弄され、世上が騒然とした年でもありました。
特に東日本を襲った千年単位とも噂される巨大地震、巨大津波による被害の残像は、今も脳裏に深く刻み込まれる出来ごとでした。
特筆すべき点は、大災害の状況下で見せた被災者の心やさしい心情です。
生死の修羅場を垣間見た状況の中で、自分より困った状態の人への配慮を見せるやさしい気持ちには心底感動しました。
又、家屋家財を津波で流出し惨憺たる状況の中でも、これにめげず新たな再起を期す心意気にも深い感銘を受けました。
わたしはこのような東北地方の人々の生き方を見るにつけ、良寛さんの俤を感ぜぬにはいられません、良寛さんを彷彿とさせるものを感じます。
いつもおだやかで、こどもとは一日中、無心に遊び戯れる良寛さんの姿を。
このように遊びには遊びに徹しきる良寛さんの姿は脳天気な暢気坊主としか目には映りません。
しかし、これだけでは真の姿は捉えられず大きく見誤ってしまいます。
良寛さんの生き方の背後には目に見えぬ処で自らを持す厳しすぎる実践の道が隠されています。
東北の厳しい寒さと飢えに耐え無一物で向き合う中で、真の喜びと幸せを希求した姿を。
「疾風に勁草を知る」とは、厳しい風が吹いて初めて強い草が見分けられることですが、これと同様、艱難にあって初めて節操の固いこと、意志の強いことがわかります。
このことを東北地方の被災者はわれわれに披歴してくれました。
誠に誇り高き亀鑑となすべき人々です。
(第284号)