◎五穀成就祭 10月10日(月)午後1時より神事

 本年も五穀成就祭を正午の二目川神楽の舞を発端に午後1時より神事、その後お神酒上げ、景品の抽選会、もちまきと午後の一時をお楽しみいただきたいと存じます。

特に今年の五穀成就祭では、雨で中止となりました“ふれあいフェスタ”の豪華景品を多数準備して皆様方のお越しを心待ちにしています。

“五穀成就祭”この祭りほど、祭りに対する思い入れや喜びが、昔と今程大きく乖離(かいり)してきたものはないのではないでしょうか。

さしたる産業とてなかった昔、農業は長い間基幹産業として国の経済や社会の枠組みを支えてきました。

総人口の中で大半が農民として農業に(たずさ)わる中、米を作る農民の生活は苦しく苛烈をきわめ、収穫した米の約半分を年貢、今で言えば税金として徴収されました。 さらに台風、干魃(かんばつ)などの自然災害が加わろうものなら、その惨状たるや阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵と化したものでしょう。

幾多の苦労や困難を(いと)わず、手間暇かけて大切に育てた農民の血と汗の結晶である稲が実り、それを収穫する喜び、この喜びの頂点に達した時の祭りが五穀成就祭といえます。

水分神社の創建1172年(承安(しょうあん)2年)以来、連綿として継承されてきたこの祭りの中には、その時代その時代の歴史が刻み込まれています。

どうぞ皆さんの手で、この歴史を(ひもと)いてみませんか。

<>五穀成就祭は、当初10月9日()の予定でしたが10月10日()に変更させていただきましたので御注意下さい。

ふれあいフェスタイン明治明野に余剰品の提出を

16回ふれあいフェスタイン明治明野が1016日(日)9時より明治明野公民館で行われます。

各自治会単位の出店となりますので、家庭で眠った余剰品を各班の班長さんへ提出願います。

フリーマーケットで活用させていただきます。

わたしたちの素晴らしい点は現状に満足せず、将来に向って(たくわ)え備えることができます。

しかしこの美質も時として行き過ぎると見苦しく人間性までも疑わしくなります。

余剰品の山に囲まれて生活するよりも、あるものを上手に使って当座不要な物は、それを必要としている人へ回す、いわゆる循環の思想で社会に役立てることをお考えください。

“お金と(あか)は溜るほど汚なくなる”と同様に不用品を蓄えておくことは決して美しい生き方とは言えません。

年々提出していただく余剰品も減少傾向にあります。

ぜひ皆様方のお力で二目川の底力をお示し願います。

◎ご冥福をお祈りいたします

10班  安部 ミエノ殿 (82歳)  9月13日死去

 10月の主な行事

 10 1日()   明治小学校秋季運動会

1010()  五穀成就祭

1010()  ミニバレー・グランドゴルフ大会

1016()  ふれあいフェスタイン明治明野

(第282号)

平成23年10月1日発行
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